回路図の書き方がわからん!
こんにちは!この記事を書いているKenだよ。玄米、絞り出したね。
中学理科では電気の勉強をして行くんだけど、中でもテストに狙わられやすいのが、
回路図の書き方
だ。
しつこいぐらいに、
「この回路の回路図をかいてください」
と言ってきたり、
「回路図の記号の意味を答えなさい」
とか攻めてくる問題が多いね。
今日はそんな回路図の書き方の問題を瞬殺するために、
中学理科で勉強する回路図の書き方のルール・決まり
を復習してこう。
いや、ちょっと待って!回路図とは??
回路図の書き方を勉強して行く前にちょっと待って。
まずは回路図とは何かを復習しておこう。
回路図とはズバリ、
回路を記号で表した図
のことだったね。
回路とは??
ここで出てくる回路とは、
電流が流れる道筋のこと。
この回路には次の3つがなくてはならないことになってるよ。
- 電源(電気を流そうとするところ)
- 導線(電気を流すもの)
- 電気を使うところ
たとえば、「電気を使うところ」がない電池と導線だけだと回路は成立しなくなってしまうし、
「電池」がなくても、
「導線」がなくても回路にはなれないというわけね。
回路図とは??
えっ。別に回路図なんか使わなくても生きていけるって!?
いやいや、そんなことはない。
回路図を使うと、自分が作った回路を他のだれかが再現できるようになるんだ。
たとえば、回路図がない世界で、自分の発明品の回路をスケッチしたとしよう。
そのスケッチによって伝わる人にはわかるかもしれないけど、もし絵心がない発明家だったら誰にも伝えられずに生涯を閉じることになっちまうだろうね。
しかし、回路図が全てを変えた。
誰でも同じ共通のルールで回路を回路図で表現できるようになったからだね。
誰かの回路図を読んで回路を理解できるし、自分が回路図を書けばだれかに自分の回路を伝えられるようになったんだ。
いわば回路図は電気界のほんにゃくこんにゃくみたいなもんで、回路図があるからみんな理解し合えるんだよ。
中学理科で出てくる!回路図の書き方の5つのルール
さて、いよいよ回路図の書き方のルールを見ていこう。
ルール1. 導線は直線で
まず、回路の導線のかきかた。導線は、
直線でかくことがルールになっているよ。
こんな感じでゲジゲジしててはいけないし、
弧を描いてもいけない。
回路図の導線を描くときは必ず定規を使って直線で表現してやろう。
ルール2. 電気器具は記号で
お次は電気器具たちの書き方だ。
電気器具とはたとえば、
- 電池
- 電球
- 電流計
- 電圧計
などだね。
回路図ではこれらの電気器具をリアルにスケッチしてはダメで、器具たちを記号で表現するんだ。
中学理科で使う電気器具の記号は次のようなやつらだね↓
電気器具 | 記号 |
---|---|
電池、電源 | |
電球 | |
スイッチ | |
抵抗器・電熱線 | |
電流計 | |
電圧計 |
最初は記号が覚えられんかもしれないけど、何回か回路図を書いていくうちになれるよ。
ルール3. 導線の曲がり角は直角
続いて導線に関する細かいルール。
導線の曲がり角は直角、つまり90度になっている必要があるんだ。
こんな感じでちょっと斜めになっててもいけないし、
広すぎてもいけない。
導線の角が90度になるように三角定規などを用いてかいてやろう。
ルール4. 導線の角には器具をかくな!
導線の角には電気器具をかいてはいけないんだ。
たとえば、こんな感じで電球を角っこにおいたり、
電池を置いたりしちゃいけない。
電気器具たちは導線の直線部分に書いてみようね。
ルール5. 導線の交わりには点を打つ
導線が交わってるところには点を打つようにしよう。
たとえば、2つの導線が交わっている箇所にはこんな感じで点を打ってやる。
逆に、導線が交わってないけど導線が交差してしまったとき。
この場合は点を打たないで直線同士を交差させてやろう。
さあ、実際に回路図をかいてみよう!
以上が回路図の書き方のルールだったね。
最後に実際の電気回路を回路図にしてみよう。
今回は次のような電球2つと電池、それに電流計が繋がっている回路の回路図をかいてみよう。
まず電源をかいて、電源から出る導線をかいて伸ばしてみて、電球が2つ。
さらに電流計が1つ。
これで回路図がかけたね!
回路図の書き方をマスターしたら次は「直列回路と並列回路の見分け方」を勉強していこう。
そんじゃねー
Ken