読書感想文の書き方にコツあるの??
こんにちは!この記事をかいてるKenだよ。消費期限なめてたね。
夏休みの宿題でいちばんヤッカイのは、
読書感想文
だよね??
読書が好きじゃないのに、
なんで、読書感想文かかなきゃいけないんだよ?!
って思ってるはずだ。
しかも、残念なことに、
学校では「読書感想文の書き方」を教えてくれない。
だから、
読書感想文をどう書いたらいいかわからねえよ!
ってやつが世の中にはいっぱいいると思うんだ。
そこで今日は、
読書感想文の書き方のコツを5つにしぼって紹介するよ。
よかったら参考にしてみて。
中学生必見!読書感想文の書き方の5つのコツ
コツ1. 文体を選ぶ
読書感想文を書く前にやっておくべきこと。
それは、
文体を選ぶ
ってことだよ。
文体ってようは、
文章を書く時のスタイル
みたいなもんだね。
日本語にはおもに、つぎの2つのスタイルがあったね??
- 「です・ます調」
- 「である・だ調」
「です・ます調」は、語尾を「です・ます」にするスタイル。
文章全体が柔らかくなって、丁寧な印象になる。
おしとやかな読書感想文がかけちゃうね。
たとえば、「です・ます調」をつかうとこんな感じ↓↓
私がこの本を読んだきっかけは、親戚のおじがすすめてくれたからです。
彼はかつて医者でしたが、いまはバーを経営しています。
うん、おしとやかな。
んで、一方、「である・だ調」なら攻撃的な読書感想文がかけるよ。
なんというか、裸でぶつかっていくようなスタイルだ。
率直で力強い。
そんな文章をかきたいときはこのスタイルをつかおう。
たとえば、「である・だ調」をつかうとこんな感じになるかな↓↓
私がこの本を読んだきっかけは、親戚のおじがすすめてくれたからだ。
彼はかつて医者だった人物であり、いまはバーを経営しているのである。
うんうん。力強いね。
自分の好きなスタイルで読書感想文をかいてみてね。
おすすめは「です・ます調」かな。無難。
コツ2. 一人称をえらぶ
文体をえらんだかな??
つぎは、
一人称をどう呼ぶのか??
をえらんでみよう。
自分のことを読書感想文でどう呼ぶか?
ってことだ。
夏休みの宿題の読書感想文では、
- 私
- 僕、ぼく
がおすすめかな。
たとえばさっきの例だったら、
・私がこの本を読んだきっかけは、親戚のおじがすすめてくれたからです。
・僕がこの本を読んだきっかけは、親戚のおじがすすめてくれたからです。
みたいなかんじになるね。
どっちか好きな方を選んでくれ。
日本語にはたくさん一人称の呼び方があるよ。
ぶっちゃけなんでもいいんだ。たとえば、
- 我が輩
- おいどん
- おら
- うち
- わし
- 拙者
・・・・・・
とかね。
だけど、こいつらを正式な文章でつかうのはNGとされてるんだ。暗黙のルールでね。
ってことで、
私・僕をつかってみてねー
コツ3. 書く前に構成を考える
さぁ、読書感想文かくぞー!
・・・・・
ってなるのは早い。
何も考えずに書き始めるとぐちゃぐちゃになっちゃう。
なにより、書いててゴールがみえないからつらい。
読書感想文みたいな長い文章を書くときのコツは、
文章をかく前に構成を考える
ってことだ。
ようは、読書感想文の設計図をつくっちゃうのさ。
読書感想文の構成は簡単でいいよ。
たとえば、
- イントロダクション(自分がこの本を選んだ理由について書く)
- 心に残ったシーン1(主人公が犬と出会ったシーン。考えたこと、理由、自分の体験と結びつける)
- 心に残ったシーン2(主人公がきじと出会ったシーン。考えたこと、理由、自分の体験と結びつける)
- 心に残ったシーン3(主人公が鬼に負けたシーン。考えたこと、理由、自分の体験と結びつける)
- 結論・まとめ(この本はどういう影響を自分に与えたのか。今後どういうことに活かせそうか)
みたいな感じで、
文章の流れをスケッチしてみるんだ。自由帳とか新聞広告の裏とかにね。
ゴールがみえるとやる気でるよ!
コツ4. 「自分の体験」と「本の内容」を結びつける
読書感想文の最大のコツ。
それは、
「自分の体験」と「本で読んだ内容」を結びつけること
だ。
ぶっちゃけ、
本の内容は、誰が読んでも一緒だ。おなじ本を選べばね。
だから、読書感想文で差がつくのは、
「自分の経験」をどこまで「本の内容」と結びつけられるか
なんだ。
いい読書感想文になるか、ならないか
はすべてここにあるね。
それぐらい、ユニークな体験を読書感想文に盛り込むのは大事なんだ。
たとえば、こんな感じかな↓↓
私が心に残ったシーンは主人公がきびだんごをきじに分け与えたシーンです。
仲間をあるプロジェクトに巻き込むとき、まずなにかを与えることが重要であると学んだからです。
私も実際、体育祭で応援団長をやったとき、人を巻き込む難しさを痛感しました。「体育祭を盛り上げようぜ!」と声を張り上げても誰も椅子から立ち上がりませんでした。そんな悲惨なテンションで体育祭が始まってしまい、そのまま幕を閉じてしまったのです。
体育祭の前にこの本を読んでいれば、「誰かを巻き込むためには与えることから始めること」を実践できたのかなと思います。いま、あのときに戻れるとしたら、全員にきびだんごを配布し、チームの士気をあげることに注力してるはずです。
本から学んだことが自分の体験とどう関係してるのか??
この本を読んだら自分はどう変われるのか??
を考えてみよう。
コツ5. テンプレートをつかう
つぎのコツは、
テンプレートを使う
だ。テンプレートってようは、
文章の型みたないもんだね。
それ通りにかけば、読書感想文がかけちゃうんだ。
文章の型をまねするのはパクリじゃない。
文章の構成がおなじなだけだ。
それよりも大事なのは実際に何を書くかだよね??
テンプレートでそれっぽい読書感想文をかいてみよう!
コツ6. 書き終わって数日間寝かせる
読書感想文を書き終わったかな??
はい、終わったから提出ー!じゃあねー
って終わらせてもいい。
だけどね、読書感想文の本番は、書き終わったときから始まるんだ。
書き終わったあとに、
文章を見直して編集すること
が大事だよ。
おかしな言い回しとか構成を修正するフェーズだ。
有名なアメリカの作家、ヘミングウェイは、たしか、
自分の文章を半年間引き出しで寝かせる
とかいってたな。
十分に寝かせたあと、冷静になって文章を修正していくんだって。
中学生の読書感想文であっても、
うーん、最低1日は寝かせたほうがいいかな。
十分に寝かせて編集してみよう。
コツ7. 自分以外の人にみてもらう
寝かせて編集した??
つぎは自分以外の誰かに読んでもらおう。
読書感想文を寝かせても、書いたのは自分。編集したのも自分。
自分以外の視点を吹き込めないね。
友だちでも両親でも、近所の兄ちゃんでもいい。
とにかく、読書感想文を自分以外の誰かに読んでもらってね!
なにか、新しい視点がもらえるかもよ。
まとめ:読書感想文の書き方のコツはユニークであれ
読書感想文のコツを7つもあったね??
- 文体をえらぶ
- 一人称をえらぶ
- 書く前に構成を考える
- 自分の体験と本の内容を結びつける
- テンプレート使う
- 書き終わって寝かせて編集
- 自分以外の誰かに読んでもらう
まあ、ぶっちゃけ、いちばん大事なのは、
読書感想文をいかにユニークなものにするか
だ。
サイトからパクっただけじゃ絶対つまらない。
最優秀賞をマネしたっておもろくない。
そうじゃなくて、
読んだ本を自分の生活に結びつけることが大事なんだ。
その楽しさを覚えちまえばこっちのものさ。
今年の読書感想文はせっかくだから楽しんでみよう!
そんじゃねー
Ken
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