書き出し・構成がわからんときは読書感想文テンプレート!
こんにちは!この記事をかいているKenだよ。室内にこもったね。
夏休みの宿題でヤッカイなのは、
読書感想文だよね??
読書なんてしないのに、本読んで感想かかなきゃけないもん。
いくらなんでもハードルが高すぎるぜ。
しかも、学校では読書感想文の書き方教えてくれない。
書き出しがわからなくても無理ないね。
ぼくも、中学生のとき読書感想文が大っ嫌いだったよ。
あらすじと感想をだらだら書いて終わってたね。
たとえば、
太郎があそこで次郎を助けるなんて、本当にすごいな、と思いました。
つぎに、次郎が浮き輪を奪ったシーンは、すごく心がじんときました。
みたいな感じw
こんな読書感想文をかいてたら、書く方も読む方も苦痛だ。
そうじゃなくて、
もっと書きやすくて面白い読書感想文を書きたいよね??
そんなやつにおすすめしたいのが、
読書感想文のテンプレートをつかう
ということ。
テンプレートにしたがって書けば、それっぽい読書感想文がかけちゃうんだ。
今日は、マイ勉オリジナルの読書感想文テンプレートを紹介していくよ。
ぼくが適当に考えただけだから、気をつけて使ってくれw
これが理想的な読書感想文のテンプレート構成だ
理想的な読書感想文の構成はつぎの通りかな。
- イントロダクション(書き出し)
- メインパート
- 締めパート
3部構成にすると読書感想文がかきやすくなるよ。
だいたい、全体の割合としては、
- イントロダクション(15%)
- メインパー(70%)
- 締めパート(15%)
ぐらい。
もし、1,000字ぐらいの読書感想文をかきたいんなら、
- イントロダクション(150字)
- メインパー(700字)
- 締めパート(150字)
ぐらいになるね。
さっそく、それぞれのパートで書くべきことを説明していくよ。
重松清の「きよしこ」で読書感想文をかいた場合を例にしていこう。
読書感想文の書き出しのテンプレート
まずは、読書感想文のいちばん書き出しの、
イントロダクションのテンプレート
をみていこうか。
読書感想文をかくときに迷うのは「書き出し」だよね。
なんて始めたらいいか全然わからない・・・・・
そういうときは、何も考えず、つぎの2つを書けばいいよ。
- この本と出会った経緯
- 簡単なあらすじ
この2つをイントロダクションに詰め込めば、
全体の15~20%ぐらいの文量になるはず。
本と出会った経緯
まず、
なぜこの本を読んだのか??
をかいてあげよう。
世界には膨大な数の本が存在している。
だから、「ある本」を選ぶってゼッタイに理由があるはずなんだ。
友だちにすすめてもらったでもいいし、
Amazonでおすすめの本ででてきたとか、なんだっていい。
ここでは正直に書いて欲しい。
同じ本で同じことを書くやつがいても、本との出会いならかぶらないはずだ。
たとえば、こんな感じでかいてみて↓↓
ぼくが重松清の「きよしこ」を読むことになったきっかけは、ぼくが「きよし」という名前だからです。しかも、ぼくは小さいときから「きよしこ」と呼ばれていたのです。その経緯をきいてみると、なんと、重松清さんの小説から由来していると耳にしたのです。さっそくAmazonでさが・・
ウソをついてもいいけど、正直に書いてそうだと好感もてるね。
赤裸裸にかいてみてくれ!
本のだいたいのあらすじ
本のあらすじを簡単にかこう。
ダラダラ書かなくていい。
そんなのググればでてくるからね。
ただ、あらすじを自分の言葉でまとめると親切な読書感想文になるよ。
本を読んでない人にも内容がわかって読みやすくなるわけ。
たとえば、こんな感じ↓↓
「きよしこ」という小説はずばり、1人の少年の成長を描いた著者の半自伝的物語です。吃音症をわずらってる「きよし」という少年が幼少期から大人になる過程で様々な経験を経て行きます。その過程で心身の成長がみられるのが特徴だと思いました。
あくまでも、イントロダクションは全体の15%以内におさめたいね。
無理してあらすじをかかなくも大丈夫。
さらっとふれよう。さらっと。
読書感想文のメインパートのテンプレート
いよいよ、読書感想文の最大のボリュームゾーン。
メインパートの登場だ。
ここでは、
心に残ったシーンを3つ列挙すればいいんだ。
そのシーンとともに、
- なぜなのか??を述べる
- 自分の体験と結びつける
っていうかんじで、
そのシーンが心に残った理由と、
自分の経験で起きた同じようなこと
などをそえてみよう。
たとえば、こんな感じ↓↓
きよしこを読んでいて心に残ったシーンは3つあります。
まず1つ目は、
きよしが幼少期に、おなじ吃音をかかえていた加藤君とお別れをするシーンです。
なぜなら、人生において出会いは一期一会なんだと思わされたからです。このシーンでは、主人公のきよしはいつも学校の帰りに競争していて仲がいいのか悪いのかわからない仲でしたが、ある日、きよしと加藤くんはつぎの日にいっしょに遊ぶ約束をします。
だがしかし、家の事情で急に翌日に転校しなければいけなくなってしまったきよしこは、加藤くんと約束をしたままつぎの日から会えなくなってしまったのです。
ぼく自身も、小学生の頃から転校が続く家庭で、転校をいきなり決断されるなんてことが多々ありました。そのとき、明日も必ずあえると思っていた友だちにもうあえなくなるという事態が多々会ったのです。ぼくはいままで友だちに別れをつげられず、つらい思いをすることが多かったですが、いつ別れがきてもいいように大切な友だちは常に大切にし続けていたいと思うようになりました。
きよしこもぼくと同じように、この場面で大きく人間として成長し、人と人の出会いを大切にするようになったのではないでしょうか。
うん、これ適当だからマネしないでねw
読書感想文の制限文字数や、各パートのボリュームによって、シーンの数を決めてみよう。
文字数が足らなかったら、シーンを増やせばいい。
文字数がぱつぱつだったら、シーンを減らせばいい。
ここは読書感想文の心臓部。
魂こめてかいてみよう。
読書感想文の「締めパート」のテンプレート
いよいよ読書感想文の締めだ。
読書感想文がそれっぽくなるかはここにかかってるね。
読書感想文の締めのパートでは、つぎの2つについて書けばいいよ。
- この本が自分に与えた影響のまとめ
- 未来の話
全体の10~20%ぐらいの文量をかけばいいのさ。
それじゃあ詳しくみていこう。
本が自分に与えた影響
ここでは「心に残ったシーン」をまとめてあげよう。
3つか4つぐらい心に残ったシーンを取りあげてきたけど、
どういう影響を自分におよぼしたのか??
をかいてみてね。
たとえば、こんなかんじかな↓
ここまで3つの心に残るシーンを取りあげてきましたが、総合的にみると、
一度しかないチャンスはつかみとるように行動したい
と思うようになったことがこの本がぼくに与えた影響だと思います。
1つめに取りあげたシーンの「加藤くん」のシーンでもそうでしたが、幼少期だろうが青年期だろうが、一回しかこないチャンスがある。
それをつかみ取れるのはほんの小さな勇気と・・・・・
未来の話
最後にちらっと未来の話をしてあげよう。
高校でも大学でも大人になってからの話でもいい。
「本が与えた影響」が具体的にどう絡んでくるのか?
をかいてみよう。
たとえば、本の影響が「一度しかないチャンスはつかみとるように行動したい」だったら、
・・・・・・・・
なんだろう・・・
くるしい・・・・
ぜんぜん結びつけられない。
うーん、もうなんでもいいわ。
オリンピックの選考会では絶対にフライングしないとか、
好きな女の子ができたら絶対に告白して生きて行くとか、もう勝手にしてくれ!。
とにかく、
本が与えた影響
と
自分の未来
をむすびつけてみよう。
まとめ:読書感想文に王道はなかった
ここまでこれまでかっていうほど、
読書感想文の構成やテンプレートについて語ってきた。
構成やテンプレートを必死で考えてみたけれども、今日わかったのは、
読書感想文に王道はないってこと。
読書して感じたことを好きなように書きなぐる。
これが読書感想文の醍醐味だ。
ばこばこ読書感想文をかいてみよう。
そんじゃねー
Ken