3分でスッキリ!平均の速さと瞬間の速さの違いとは?
おっす!パンダの妖精・月縄だ!
今日は平均の速さと瞬間の速さの違いを解説するぞ。
この二つの速さの違いが分かれば、きっと物理がもっと身近に感じられるぜ!
今日は平均の速さと瞬間の速さの違いを解説するぞ。
この二つの速さの違いが分かれば、きっと物理がもっと身近に感じられるぜ!
平均の速さと瞬間の速さの違いは何??
平均の速さと瞬間の速さの違い??
それはズバリ、
速さの計測区間だ。
それじゃあ早速みていくぞ。
平均の速さとは?
平均の速さは、移動した距離をかかった時間で割って求められる速さだ。
次の計算式で求められるぞ。
$$\text{平均の速さ} = \frac{\text{移動距離 (m)}}{\text{かかった時間 (s)}}$$
例えば、ウサイン・ボルトさんが100m を9秒58で走行したとしよう。
このときの平均の速さを計算すると、
$$\text{平均の速さ} = \frac{\text{移動距離 (m)}}{\text{かかった時間 (s)}}$$
$$= \frac{\text{100 (m)}}{\text{9.58 (s)}}$$
$$= 約 10.44 m/s$$
だ。速さの単位を時速に直すと、
約37.6km/h
だな!
瞬間の速さとは?
瞬間の速さは、
ある瞬間での特定の速さ
を指す。
ウサイン・ボルトさん、100mの全区間同じ速さで走ってるわけではないんだな。
スタート直後からグイグイ加速して100m走りきっているわけさ。
たとえば、こんな感じで疾走スピードが変化しているはずだ。
| 区間(m) | 通過タイム(s) | 区間ごとの速さ(m/s) |
|---|---|---|
| 0–10 m | 1.89 | 5.29 |
| 10–20 m | 2.87 | 10.1 |
| 20–30 m | 3.78 | 11.2 |
| 30–40 m | 4.65 | 11.5 |
| 40–50 m | 5.50 | 11.8 |
| 50–60 m | 6.32 | 12.0 |
| 60–70 m | 7.10 | 12.3 |
| 70–80 m | 7.84 | 12.8 |
| 80–90 m | 8.55 | 13.0 |
| 90–100 m | 9.58 | 13.1 |
それじゃあボルトさんの瞬間の速さはどれくらいなのか??
50mの地点にキミが立っていて、ボルトさんが通過する時にスピードガンで速さを計測したとする。
キミが得られたスピードこそ、ボルトさんの50m地点における瞬間の速さなんだ。

もちろん、「50mの地点で計測した瞬間の速さ」と「80mの地点で計測した瞬間の速さ」は違うだろうな!
瞬間の速さを求めるには、非常に短い時間内に移動した距離を計算する必要がある。
これは、微分という数学の技術を使って計算できるぞ。
うん、以上だ!
毎日少しずつ理解を深めていこうぜ!