月縄

おっす！パンダの妖精・月縄だ！
今日は、天文単位と光年の違いは何なのか、簡単にわかりやすく解説していくぞ。
宇宙の広さを測る特別な単位なんだ。

天文単位と光年の違いとは何もの？？

宇宙の距離感はハンパないぞ！

そこで使われるのが天文単位と光年だ。

天文単位（てんもんたんい）とは？

天文単位は、太陽と地球の距離を基準にした単位だ。

つまり、太陽と地球の距離を1天文単位ってことにしたんだな。

これはなんと、

約1億5,000万キロメートル！！

おいらたちが普段使ってるメートルやキロメートルとはケタが違う大きさだ。

この天文単位を使えば、地球と他の惑星の距離を表しやすくなるんだぞ。

光年（こうねん）とは？

光年は、光が1年間に進む距離だ。

光の速さは毎秒約30万キロメートルだから、1年でどこまで行けるか考えてみろ！

その距離が約9兆5,000億キロメートル。

正確に計算すると、

$$1\ \text{光年}
= 30\,0000\ \text{km/s} \times (60 \times 60 \times 24 \times 365)\ \text{s}$$

$$\approx 9.46 \times 10^{12}\ \text{km}$$

だ。

デカすぎて想像できないかもしれないけど、遠い恒星や銀河までの距離を表すのに便利なんだ。

天文単位と光年の具体例

よし、それじゃあ天文単位と光年を実際に使ってみようか。

惑星までの距離（天文単位で表す）

太陽からの距離を天文単位で並べるとこんな感じだ。

太陽系の惑星は 数十天文単位以内 に全部収まっている。

つまり天文単位は太陽系の“ご近所距離”を測るのに向いているんだ。

恒星までの距離（光年で表す）

ところが、太陽の外に出ると距離が一気にぶっ飛ぶ！

ぶっ飛び過ぎていて、天文単位じゃ物足りないから、光年を使うんだな。

太陽系に一番近い恒星のプロキシマ・ケンタウリを見てみようか。

kmに直すと、

$$4.24\ \text{光年}
= 4.24 \times 9.4607 \times 10^{12}\ \text{km}$$

$$\approx 4.01 \times 10^{13}\ \text{km}$$

離れている！

天文単位なら、

$$4.24\ \text{光年}= 4.24 \times 63\,241\ \text{天文単位}$$
$$\approx 2.68 \times 10^{5}\ \text{天文単位}$$

これぐらい。

どうだ？？　宇宙って本当に広いよな？

月縄

天文単位と光年を知ってると、宇宙の広さをもっとわかりやすく感じられるぞ。
天文単位とは何かしっかり理解して、宇宙の不思議にどんどん近づけ！