【中学理科】テスト前におさえておきたい!気孔の2つの働き

植物の気孔はどんな働きをしているの??

こんにちは!この記事を書いているKenだよ。五穀米、一択だね。

 

中1理科の「植物の世界」という単元で、

気孔(きこう)

という植物のパーツがあるって勉強してきたよね??

 

気孔とは、

葉っぱの裏側についている口のような機構のこと。

 

正面から見た気孔

 

「孔辺細胞」っていう、くちびるみたいな2つの細胞に挟まれてできてるんだ。

本当に口みたいだよね。

 

今日はこの「気孔」というパーツが、どういう働きをしているのかを振り返ってみようか。

 

 

テスト前に復習しておきたい!気孔の2つの働き

植物の「気孔」にはつぎの2つの働きがあるよ。

 

働き1. 「水蒸気を出す」

気孔の1つ目の働きは、

水蒸気を植物の体内から外に出す

ってこと。

 

これによって、

体内の水分量を調節したり、古い水を入れ替えたりしているんだ。

人間でいうと、汗をかいたり、尿を出したりっていう行為に近いかな。

 

植物の体内の余分な水分を外に出すことを植物業界では、

蒸散(じょうさん)

って呼んでるよ。

 

気孔 働き

 

>>詳しくは「蒸散とは??」の記事を読んでみてね

 

 

働き2. 「空気の交換」

2つ目の気孔の働きは、ズバリ、

空気の交換だ。

 

植物は、

という2つの働きをしているって習ったよね??

昼間は植物は光合成と呼吸の両方をするけど、夜はひっそり呼吸のみ行うね。

 

じつは、この「光合成」と「呼吸」では、

  • 酸素
  • 二酸化炭素

の2つの気体を交換しているんだよ。

 

具体的にいうと、光合成の時は、酸素を外に吐き出して、その代わりに二酸化炭素を体内に取り入れてる。

 

 

気孔 働き

 

逆に、呼吸の時は、僕ら人間と同じように、

二酸化炭素を吐き出して、酸素を体内に取り入れているんだ。

 

気孔 働き

 

こんな感じで、植物が生きる上で欠かせない「光合成」と「呼吸」を行うために気孔は必要なんだ。

 

 

まとめ:気孔の働きは「蒸散」と「空気の交換」の2つ!

気孔の働きは、

の2つ。

これだけ押さえておけば、中学1年生の理科も楽勝だね!

 

そんじゃねー

Ken