【高校数学I】共通部分と和集合の違い|∩と∪の覚え方までわかりやすく解説
妖練習 連立方程式 スーパードリル 500
よう、消しゴムの妖精のクマシロだ。柿、最高
集合を勉強していると、
$$
\cap
$$
や、
$$
\cup
$$
という記号が登場する。
見た目が似ているので、
「どっちが共通部分で、どっちが和集合だっけ?」
となりやすいところだ。
今回は、
共通部分と和集合の違い
そして、
$$
\cap
$$
と、
$$
\cup
$$
の意味を確認していこう。
共通部分と和集合の違い
まず、結論から確認しておこう。
共通部分(きょうつうぶぶん)とは、
2つの集合の両方に入っている要素を集めた集合
のことだ。
一方、
和集合(わしゅうごう)とは、
2つの集合の少なくとも一方に入っている要素を集めた集合
のことだ。

つまり、
$$
\boxed{
\begin{array}{c|c}
共通部分 & 両方に入っている\\
和集合 & どちらか一方でも入っている
\end{array}
}
$$
と考えればいい。
共通部分は「両方」。和集合は「どっちかにいればOK」だ。
共通部分とは??
たとえば、次の2つの集合を考えてみよう。
$$
A=\{1,\ 2,\ 3,\ 4,\ 5\}
$$
$$
B=\{2,\ 4,\ 6,\ 8\}
$$
まず、
AにもBにも入っている要素
を探してみよう。
集合Aには、
$$
1,\ 2,\ 3,\ 4,\ 5
$$
が入っている。
集合Bには、
$$
2,\ 4,\ 6,\ 8
$$
が入っている。
両方に入っているのは、
$$
2
$$
と、
$$
4
$$
だ。
したがって、AとBの共通部分は、
$$
\{2,\ 4\}
$$
となる。

AとBの共通部分は、
$$
A\cap B
$$
と表す。
したがって、今回なら、
$$
\boxed{
A\cap B=\{2,\ 4\}
}
$$
となる。
$$
\cap
$$
は、
「AとBの両方に入っているところ」
を表しているんだ。
ベン図で考えるなら、2つの円が重なっている部分だけを見るイメージだ。
∩は重なってる真ん中だけだ。AにもBにもいるやつを集めろ。
和集合とは??
次に、和集合を考えてみよう。
同じく、
$$
A=\{1,\ 2,\ 3,\ 4,\ 5\}
$$
$$
B=\{2,\ 4,\ 6,\ 8\}
$$
とする。
和集合では、
AまたはBの少なくとも一方に入っている要素
をすべて集める。
Aに入っている、
$$
1,\ 2,\ 3,\ 4,\ 5
$$
に加えて、
Bにしかない、
$$
6,\ 8
$$
も入れる。
したがって、
$$
\{1,\ 2,\ 3,\ 4,\ 5,\ 6,\ 8\}
$$
となる。

AとBの和集合は、
$$
A\cup B
$$
と表す。
したがって、
$$
\boxed{
A\cup B=\{1,\ 2,\ 3,\ 4,\ 5,\ 6,\ 8\}
}
$$
となる。
ベン図なら、
Aの円とBの円を合わせた全体
が和集合だ。
重なっている部分も、もちろん含まれる。
和集合はAとBを合体だ。どっちかに所属していれば集合入りだぞ。
∩と∪の記号の違いを覚えるコツ
がしかし、だ。
$\cap$と$\cup$は向きが逆なだけで似てる!
混乱しやすい!
そこでお前たちにとっておきの覚えるコツを伝授してやろう。
まず$\cap$は共通集合の記号だったな。
つまり、ベン図で言うと、2つの集合が重なり合った部分だ。
当然、2つの集合が重なり合うともっこりするよな??

だから、上向きにもっこりした
$$\cap$$
を使うんだな。
一方、和集合はどうだろう??
和集合は打って変わって、
このもっこりを削ぎ落とした部分だ。
集合の共通部分だろうが関係ない。このもっこりを削ぎ落とした合計の集合だから、もっこりは0。

つまり、上向きにもっこりせず、下向きにもっこり、
$$\cup$$
を使うんだな。
∩なら真ん中だけ。∪なら両方まるごと。どっちがもっこりしてるか思い出せ
それじゃあな。
妖練習 連立方程式 スーパードリル 500