【高校数学I】集合と要素の違い〜記号「∈・∉」の意味もわかりやすく解説
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よう、消しゴムの妖精のクマシロだ。部屋、移動だ
高校数学では、
集合
という考え方が登場する。
いきなり、
$$
\in
$$
とか、
$$
\notin
$$
みたいな見慣れない記号が出てきて、ちょっと身構えるかもしれないな。
えっ、こんなの顔文字でしか使ったことないだって? (∈▽∈)
でも安心しな、集合そのものの考え方はかなりシンプルだ。
集合(しゅうごう)とは何者??
集合とは、
ある条件に当てはまるものを集めたもの
のことだ。
たとえば、
5以下の自然数
を集めると、
$$
1,\ 2,\ 3,\ 4,\ 5
$$
となる。
これらを1つの集まりとして考えれば、
$$
\{1,\ 2,\ 3,\ 4,\ 5\}
$$
という集合になる。
つまり、
$$
\boxed{
集合=\text{条件に当てはまるものの集まり}
}
$$
ということだ。
集合って名前は固いけど、ようは「仲間をひとまとめにしたもの」だ。
集合は大文字で表す
集合には名前を付けることができる。
ふつう、
$$
A,\ B,\ C
$$
などの大文字を使って表す。
たとえば、
$$
A=\{1,\ 2,\ 3,\ 4,\ 5\}
$$
と書けば、
Aという集合には、1・2・3・4・5が入っている
という意味になる。
つまり、
$$
A
$$
は集合全体の名前だ。
要素(ようそ)とは??
集合の中に入っている1つ1つのものを、
要素
という。
たとえば、
$$
A=\{2,\ 4,\ 6,\ 8\}
$$
なら、
$$
2
$$
も、
$$
4
$$
も、
$$
6
$$
も、
$$
8
$$
も、すべて集合Aの要素である。
つまり、
$$
\boxed{
集合の中に入っている1つ1つのもの=\text{要素}
}
$$
なんだ。
集合がチームなら、要素はそのメンバーだな。
記号「∈」の意味
集合を学ぶと、こんな記号が出てくる。
$$
\in
$$
これは、
「〜は集合の要素である」
という意味だ。
たとえば、
$$
A=\{2,\ 4,\ 6,\ 8\}
$$
としよう。
このとき、
$$
4
$$
は集合Aの中に入っている。
だから、
$$
4\in A
$$
と書く。
これは、
4は集合Aの要素である
という意味だ。
同じように、
$$
2\in A
$$
$$
6\in A
$$
$$
8\in A
$$
も成り立つ。
記号「∉」の意味
では、
$$
\notin
$$
は何を意味するのだろう。
これは、
「〜は集合の要素ではない」
という意味だ。
たとえば、
$$
A=\{2,\ 4,\ 6,\ 8\}
$$
について、
$$
5
$$
は集合Aの中に入っていない。
したがって、
$$
5\notin A
$$
と書く。
これは、
5は集合Aの要素ではない
という意味だ。
つまり、
$$
\boxed{
a\notin A
\quad\rightarrow\quad
aはAに入っていない
}
$$
と考えればいい。
∈はメンバー入り。∉はメンバー外。記号の意味はそれだけだ。
身近な例で考える「集合」と「要素」
えっ、まだ「集合」と「要素」がピンときてないだって??
そうだな、
たとえば、
あるクラスの男子全員
を考えてみよう。

この「クラスの男子全員」という集まりは、1つの集合として考えることができる。
たとえば、この集合を、
$$
U
$$
とすると、
$$
U=\{\text{クラスの男子全員}\}
$$
と考えられる。
集合ってのは、条件に当てはまるやつらを集めたグループだと思えばいいぞ。
バスケ部の男子だけを集めても集合になる
では、そのクラスの男子の中から、
バスケ部に入っている男子
だけを集めてみよう。

これも、
「バスケ部に入っている」という条件を満たす人の集まり
なので、集合になる。
この集合を、
$$
A
$$
とすると、
$$
A=\{\text{クラスの男子のうち、バスケ部に入っている人}\}
$$
と表せる。
つまり、
集合Uの中から、さらに条件を付けて一部の人を集めたものが集合A
ということだ。
集合の中の1人1人が「要素」
では、集合Aに、
- 田中くん
- 佐藤くん
- 鈴木くん
の3人が入っているとしよう。

すると、
$$
A=\{\text{田中くん、佐藤くん、鈴木くん}\}
$$
と考えられる。
このとき、
- 田中くん
- 佐藤くん
- 鈴木くん
の1人1人を、集合Aの、
要素
という。
つまり、
$$
\boxed{
集合=\text{グループ全体}
}
$$
$$
\boxed{
要素=\text{そのグループに入っている1つ1つのもの}
}
$$
ということだ。
バスケ部男子チーム全体が「集合」。田中くん1人なら「要素」だ。
集合になるには条件がはっきりしていることが大切
数学で集合として扱うには、
その人が集合に入るのか、入らないのかをはっきり判断できる
ことが大切だ。
たとえば、
「バスケ部に入っている男子」
なら、その人がバスケ部員かどうかを確認すればよい。
だから集合として扱える。
同じように、
身長170cm以上の男子
出席番号が10番以下の男子
メガネをかけている男子
なども、条件がはっきりしているので集合として考えられる。
一方、
「なんとなくカッコいい男子」
のような集まりは、人によって判断が変わってしまう。
そのため、数学では集合として扱いにくいんだ。ここ要注意な。
まとめ:集合と要素の違い
よし、以上だ。
最後に「集合と要素の違い」をおさらいしておこう。
ズバリ、
$$
\boxed{
集合=\text{ものの集まり}
}
$$
$$
\boxed{
要素=\text{その集合に入っている1つ1つのもの}
}
$$
だ。
バスケ部に入っている男子の集まり
が集合だったら、そのメンバー、
田中くん、佐藤くん、鈴木くん
が要素だ。
グループ全体が集合。その中のメンバー1人1人が要素。これだけだ。
それじゃあな。
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