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纏頭の意味とは?古典に出てくるほうびの品・心付けをわかりやすく解説

妖練習 中学数学 文字式 スーパードリル 900 (中学数学マスターシリーズ)

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宇根底
宇根底
ごきげんよう、お嬢様。今日は古典に出てくる「纏頭」の意味を解説しますわよ。

古典や『源氏物語』を読んでおりますと、見慣れない漢字の言葉がふいに出てくることがございます。

そのひとつが、

纏頭

でございます。

纏頭の意味とは??

纏頭とは、歌や舞、演奏、使いの働きなどに対して、感謝やねぎらいの気持ちを込めて贈る品物のことでございます。

簡単に申しますと、ほうびの品です。

現代風に言うなら、心付け、祝儀、チップ、お礼のプレゼントに近いものと考えるとわかりやすいです。

ただし、現代のチップのようにお金を少し渡すだけとは限りません。

平安時代の貴族社会では、衣や布、装束のような品物を贈ることもございました。

纏頭 意味

 

纏頭は、てんとうと読みます。

「纏」は「まとう」「まといつく」などの意味を持つ漢字です。

「頭」は「かしら」や「あたま」を表します。

字だけを見ると少し難しゅうございますが、古典では贈り物・ほうびという意味で覚えるとよろしいですわ。

 

宇根底
宇根底
お嬢様、纏頭は「がんばった人へのごほうび」と考えると、とてもわかりやすいですわ。ただし平安貴族らしく、ただの小銭ではなく、衣や品物を贈るところが雅なのでございます。

纏頭はどんな場面で出てくるのか

纏頭は、何かをしてくれた人に対して、お礼やほうびを与える場面で出てまいります。

特に、宮中や貴族社会の行事、音楽、舞、使いなどに関わる場面で読むとわかりやすいです。

舞や演奏へのほうび

平安貴族社会では、音楽や舞がたいへん大切でした。

管弦の遊び、宮中行事、宴の場では、楽人や舞人が活躍します。

そのような人々が立派に役目を果たしたとき、ほうびとして品物を与えることがございました。

このようなほうびが、纏頭です。

つまり、纏頭は芸能や儀式の場に関わる言葉でもあるのですわ。

使者や働いた人へのお礼

纏頭は、舞や演奏だけでなく、使者や働いた人へのお礼としても考えられます。

平安時代の物語では、手紙を届ける人、知らせを伝える人、何かの役目を果たす人がよく登場します。

そうした人に対して、感謝のしるしとして品物を与えることがございました。

このときの贈り物も、纏頭と呼ばれることがあります。

衣や布が贈られることもある

纏頭として贈られるものは、現代のチップのようなお金だけとは限りません。

古典では、衣や布、装束に関わる品物が贈られることもございます。

たとえば、細長、小袿、袿のような衣に関わる品が、ほうびとして与えられることもあります。

平安貴族社会では、衣は身分や美意識を表す大切な品でございました。

そのため、衣を贈ることは、相手をねぎらい、立てる行為でもあったのですわ。

源氏物語で纏頭が出てきたら

『源氏物語』で纏頭が出てきたら、まずはほうびの品として読むとよろしいです。

誰かが舞ったり、演奏したり、使いとして働いたりしたあとに、感謝やねぎらいの品を与える。

そのような場面を思い浮かべると、意味が取りやすくなります。

「纏頭に出す」の意味

古典では、纏頭に出すのような形で出てくることがございます。

これは、ほうびとして品物を出す、心付けとして与える、という意味で読めます。

「頭に巻いて出す」と考えると混乱してしまいますわね。

文脈の中では、お礼として贈るという意味でとらえるとよろしいです。

貴族社会の贈答文化として読む

纏頭は、平安貴族社会の贈答文化とも関わっています。

平安時代の貴族たちは、手紙、和歌、香、衣、贈り物を通して、人間関係を築いておりました。

ただ物を渡すだけではなく、誰に、何を、どのように贈るかが、とても大切だったのです。

纏頭も、そのような贈答文化の一部として読むとよろしいですわ。

相手をねぎらう行為として読む

纏頭は、単なる報酬ではございません。

相手の働きを認めること。

相手をねぎらうこと。

場の格式を整えること。

そうした意味を持つ贈り物でございます。

ですから、『源氏物語』で纏頭が出てきたら、品物そのものだけでなく、その背後にある人間関係や場の空気も読むとよろしいです。

宇根底
宇根底
纏頭は、ただのプレゼントではございませんの。誰かの働きを認め、場の格式を整え、人間関係をなめらかにする、平安貴族らしい贈り物なのでございますわ。

纏頭を現代風にたとえると

纏頭を現代風にたとえるなら、いくつかの言葉が近いです。

  • チップ
  • 心付け
  • 祝儀
  • お礼の品
  • 出演者へのプレゼント
  • がんばった人へのごほうび

たとえば、結婚式や宴会で、演奏してくれた人にお礼を渡す。

舞台で見事な芸を見せてくれた人に、感謝の品を贈る。

大切な役目を果たしてくれた人に、ねぎらいの品を渡す。

そのような感覚が、纏頭に近いです。

ただの支払いとは少し違う

纏頭は、ただの料金や給料とは少し違います。

決まった対価というより、相手の働きに対する感謝や賞賛を込めて与える品でございます。

ですから、現代語では「報酬」よりも、「ほうび」「心付け」「お礼の品」と訳すと、雰囲気が近くなります。

平安貴族らしいチップ

かなりくだけて申しますと、纏頭は平安貴族らしいチップです。

ただし、硬貨をぽんと渡すというより、衣や布などの美しい品を与えることもあります。

そこには、贈る側の身分、相手への配慮、場の格式が表れます。

つまり纏頭は、平安貴族社会らしい、雅なお礼の文化なのですわ。

まとめ:纏頭の意味を整理

最後に、纏頭の意味を整理しておきましょう。

ポイント

  • 纏頭は「てんとう」と読む。
  • 歌・舞・演奏・使者の働きなどに対して与えるほうびの品。
  • 現代語では、心付け、祝儀、チップ、お礼の品に近い。
  • お金だけでなく、衣や布などの品物が贈られることもある。
  • 『源氏物語』では、貴族社会の贈答文化として読むとよい。
  • 単なる支払いではなく、感謝やねぎらいを表す行為。

一言でいうと

纏頭とは、舞や演奏、使いなどの働きに対して、お礼やほうびとして贈る品物でございます。

『源氏物語』で出てきたら、平安貴族が相手の働きに対して贈る、雅な心付けとして読むとよろしいですわ。

 

それでは

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