大弐とは?源氏物語に出てくる大宰府の次官をわかりやすく解説
妖練習 中学数学 平方根 スーパー計算ドリル 900 (中学数学マスターシリーズ)
『源氏物語』を読んでおりますと、都の貴族だけでなく、地方に関わる役人の名前も出てまいります。
その中のひとつが、大弐でございます。
大弐とは何者??
大弐とは、古典では多くの場合、大宰大弐のことを指します。
大宰大弐は、大宰府の次官にあたる役職でございます。
大宰府は、九州を治めるための重要な役所です。
その大宰府で、長官に次ぐような立場にあったのが大弐でございます。
現代風に申しますと、
九州方面を担当する重要機関の副トップ級官僚
というイメージですわ。

大弐の読み方
大弐は、だいにと読みます。
「弐」は「二」と同じように、二番目という意味を持つ漢字です。
そのため大弐は、ざっくり申しますと、上に長官がいて、その下にいる重要な次官と考えるとわかりやすいです。
大弐の意味
大弐の意味は、大宰府の次官でございます。
大宰府の長官は、大宰帥と呼ばれました。
その下に置かれた重要な役職のひとつが、大宰大弐です。
つまり大弐は、都の中心にいる最高権力者ではありませんが、地方の中ではかなり重い役職なのでございます。
大宰府とは
大弐を理解するには、まず大宰府を知る必要がございます。
大宰府は、九州に置かれた重要な役所です。
九州を治める役所
大宰府は、九州地方を治めるための役所でございます。
都から見ると、九州は西の遠い地域です。
けれども、ただ遠いだけではありません。
九州は、朝鮮半島や中国大陸に近い場所でもございました。
そのため大宰府は、地方行政だけでなく、外交や防衛にも関わる重要な拠点だったのです。
西の玄関口
大宰府は、都から見ると西の玄関口のような場所でございました。
外国からの使者や情報は、西の海を通って入ってくることがありました。
また、海の向こうからの危険に備える必要もございます。
そのため大宰府は、九州の役所であると同時に、外交と防衛の最前線でもあったのですわ。
大宰府はただの地方役所ではない
大宰府は、普通の地方役所とは少し重みが違います。
九州の政治、外国との関係、防衛の役割を持っていたため、朝廷にとってたいへん重要な機関でした。
ですから、その大宰府の次官である大弐も、かなり重い役職と考えられます。
「地方にいるから軽い役人」と思ってしまうと、少し読み違えてしまいますわ。
大弐はどれくらい偉いのか
大弐は、都の左大臣や右大臣のようなトップ中のトップではございません。
しかし、決して低い身分の役人でもありません。
大宰府のナンバー2級
大弐は、大宰府の中ではかなり高い立場にございます。
大宰府の長官は大宰帥ですが、その下に置かれる重要な次官が大弐です。
つまり、大宰府という大きな役所の中で、実務や統治に深く関わる立場だったと考えられます。
都の中央政界の主役ではありませんが、西国の重要拠点では大きな存在感を持つ役人でございます。
地方勤務だが格がある
大弐は、都から離れた場所にいる役人です。
しかし、大宰府は重要な役所ですので、地方勤務であっても格がございます。
現代風に申しますと、中央の本部ではなく、重要な地方拠点に派遣された副トップ級の官僚に近いです。
派手さはありませんが、責任は重い。
この絶妙な立ち位置が、大弐という役職の面白いところでございますわ。
絶妙に偉い役人
大弐は、最高権力者ではありません。
けれども、ただの地方役人でもありません。
九州、外交、防衛という重要な場所に関わる役職です。
ですから、大弐は絶妙に偉い役人として押さえるとわかりやすいです。
大弐と大宰帥の違い
大弐と一緒に押さえておきたいのが、大宰帥でございます。
どちらも大宰府に関わる役職ですが、立場が違います。
大宰帥は長官
大宰帥は、だざいのそちと読みます。
大宰府の長官にあたる役職です。
つまり、大宰府のいちばん上に立つ官職と考えるとよろしいです。
大宰大弐は次官
大宰大弐は、大宰府の次官でございます。
長官である大宰帥の下に位置する、重要な役職です。
「弐」という字からも、二番目の立場であることが感じられますわね。
違いを整理
- 大宰府:九州を治め、外交・防衛にも関わる重要な役所。
- 大宰帥:大宰府の長官。
- 大宰大弐:大宰府の次官。
- 大弐:古典では大宰大弐を指すことが多い。
ざっくり申しますと、大宰帥がトップ、大弐がナンバー2級でございます。
大弐と筑紫の関係
『源氏物語』では、筑紫という言葉とともに大弐が出てくることがございます。
筑紫は、九州方面を指す言葉として使われることがあります。
筑紫は九州方面
筑紫は、古くは九州、とくに北部九州を指す言葉として使われました。
現在の福岡あたりを中心にイメージすると、わかりやすいです。
この地域は、朝鮮半島に近く、外国との関係にも深く関わる場所でした。
筑紫の大弐とは
筑紫の大弐のように出てきた場合は、九州の大宰府に関わる身分ある官人と考えるとよろしいです。
都から離れた地方の人ではありますが、軽い存在ではありません。
むしろ、西国の重要拠点に関わる官人として、一定の格式と力を持つ人物です。
『源氏物語』で「筑紫の大弐」と出てきたら、都の外にいるけれど、かなり重要な場所にいる役人と読むとよろしいですわ。
源氏物語で大弐が出てきたら
『源氏物語』で大弐が出てきたら、ただの役職名として流さないほうがよろしいです。
そこには、都と地方、西国の重要性、身分ある官人という意味が含まれております。
都の外にいる身分ある官人として読む
大弐は、都の中央で華やかに活躍する左大臣や右大臣のような人物ではありません。
けれども、大宰府という重要拠点に関わる官職です。
そのため、大弐が出てきたら、都の外にいながらも、朝廷の仕組みの中でしっかりした地位を持つ人物と読むとよろしいです。
西国とのつながりを示す人物として読む
大弐は、大宰府や筑紫と関わる役職です。
つまり、大弐が出てくると、物語の視野が都の中だけでなく、西国へ広がります。
平安貴族社会は、京都の宮中だけで完結しているように見えますが、実際には地方の役人や地方の勢力ともつながっておりました。
大弐は、その都と地方のつながりを感じさせる役職でもございます。
ただの地方役人ではないと読む
大弐を読むときに大切なのは、「地方の人だから低い」と決めつけないことでございます。
大宰府は、九州、外交、防衛に関わる重要拠点です。
その大宰府の次官である大弐は、かなり重い役職です。
『源氏物語』で出てきたら、地方にいるけれど朝廷の中で一定の格式を持つ官人として読むと、人物の立ち位置がわかりやすくなりますわ。
大弐を現代風にたとえると
大弐を現代風にたとえるなら、完全に一致するものはございません。
けれども、イメージしやすくするなら、次のように考えられます。
- 九州方面を担当する重要行政機関の副トップ
- 中央から地方の重要拠点に派遣された高級官僚
- 外交や防衛にも関わる西の拠点の実務責任者
- 都からは離れているが、かなり格のある役人
つまり大弐は、華やかな宮中の中心人物ではありません。
しかし、都の外側で重要な任務を担う、実力派の官人でございます。
物語の中では、都の外にも朝廷の力が広がっていることを感じさせる役職として読むとよろしいですわ。
まとめ:大弐の意味を整理
最後に、大弐の意味を整理しておきましょう。
ポイント
- 大弐は「だいに」と読む。
- 古典では多くの場合、大宰大弐を指す。
- 大宰大弐は、大宰府の次官にあたる役職。
- 大宰府は、九州の行政、外交、防衛に関わる重要な役所。
- 大宰帥が長官、大弐はナンバー2級。
- 地方勤務ではあるが、かなり格のある役職。
- 『源氏物語』では、都の外にいる身分ある官人として読むとよい。
一言でいうと
大弐とは、大宰府の次官にあたる役職で、九州・外交・防衛に関わる重要な官人でございます。
『源氏物語』で出てきたら、ただの地方役人ではなく、西国の重要拠点にいる格式ある役人として読むとよろしいですわ。
妖練習 中学数学 平方根 スーパー計算ドリル 900 (中学数学マスターシリーズ)