【高校情報】2進数の小数の計算方法|10進数→2進数の変換を完全解説
今日は2進数の小数の計算方法について、スッキリ整理していくわよ。
「0.3が2進数で表せないってどういうこと?」
「小数ってどうやって2進数にするの?」
そんな疑問、持っている人多いのよね。
でも安心して。
2進数の小数の計算方法の手順はたった1つなの。

2進数の小数の計算方法
2進数の小数は、次の手順で求めるわ。
- 「0.」を書く
- 小数を2倍する
- 整数部分を取り出す
- 残りの小数で繰り返す
これだけでOKよ。
次の問題を一緒に解いていきましょう。
では順番にやっていくわね。
「0.」を書く
まずは「0.」を確定させましょう。
今回扱う数は1未満なので、2進数でも整数部分は0ね。
そのため、最初は
0.
からスタートよ。
小数を2倍する
次は小数「0.625」を2倍。
$$0.625 \times 2 = 1.25 \quad → 1$$
整数部分は1ね。
だから、「0.」の次に続くのは「1」で
0.1
になる。
残りの小数で繰り返す
同じことを残りの小数で繰り返すわ。
1を引いた残りの小数は「0.25」。これをまた2倍しましょう。
$$
0.25 \times 2 = 0.5 \quad → 0
$$
今度は0。ってことで、
0.10
になる。
お次も同じね。1を前回は取り出さなかったから、残りは「0.5」。これを2倍すると、
$$
0.5 \times 2 = 1.0 \quad → 1
$$
うん、「1」が出てきた。
オッケー、1を取り出すと、
$$
0.101
$$
になるわ。1.0から1を取ったから、もう残りは0。
ってことで計算終了。
よって、0.625を2進数で表すと、
$$
0.101
$$
になるわ。
しかし、無限に続くパターンもある!
おっと、ここからが本番よ。
なんと、無限に続くパターンもあるの。
同じように計算してみると…
$$
0.3 \times 2 = 0.6 → 0
$$
$$
0.6 \times 2 = 1.2 → 1
$$
$$
0.2 \times 2 = 0.4 → 0
$$
$$
0.4 \times 2 = 0.8 → 0
$$
$$
0.8 \times 2 = 1.6 → 1
$$
$$
0.6 \times 2 = 1.2 → 1
$$
……
同じパターンが繰り返されて、
$$
0.0100110011…
$$
と無限に続く小数になるわ。
なぜ無限になるの?
これはシンプルで、
2進数では割り切れない数だからよ。
10進数でも
1 ÷ 3 = 0.333333...
みたいに無限になることがあるわよね。
それと同じ現象よ。
よくあるミス
- 整数部分を逆順に書いてしまう
- 途中で計算を止めてしまう
- 整数変換と混同する
特に順番通りに並べることは大事よ。
なぜ「2倍」するの??
そうそう、そう思っちゃうわよね。
2進数の小数は、
1/2(=0.5), 1/4(=0.25), 1/8(=0.125)…
という「2の分数」の組み合わせでできてるわ。
つまり最初に知りたいのは、
「この数は 0.5(=2⁻¹)以上か?」
ということ。
2進数の小数の一番左の桁は、
2⁻¹(=0.5)の位
だから、
- 0.5以上 → その桁は「1」
- 0.5未満 → その桁は「0」
と判断できるわね。
ここで「2倍」が登場よ。
数を2倍すると、
0.5(=2⁻¹)が 1(=2⁰)に繰り上がる!
つまり、
0.5以上かどうかが、整数部分として現れるの。
例:0.625 × 2 = 1.25 → 「1」が出る(0.5以上)
この「1」が、2進数の最初の桁(2⁻¹の位)になるってわけね。
そのあと何をしている??
整数部分を取り除いて、残りで同じことを繰り返してるわね。
つまり毎回、
「この数は次の位(1/4, 1/8…)以上か?」
を判定しているの。
ってことで、2倍しているのは、単なる気まぐれではないわ。
「その数がどの2の位を持っているか」をチェックするため
なのよ。
まとめ
- 2進数の小数は2倍して求める
- 整数部分を順番に並べる
- 割り切れない場合は無限に続く
ぜひ繰り返し練習して、しっかり身につけてね。
それじゃあ!