主根・側根・ひげ根・根毛とか何が何だかわからん!
こんにちは!この記事を書いてるKenだよ。水で生きてるね。
中1理科の植物の世界という単元では、
植物の根のつくりとはたらきを勉強していくよね。
「根のつくりとはたらき」とは簡単にいうと、
根っこがどんな形していて、どんな役割を果たしているのか??
ってことね。
この単元で難しいところは、
- 主根
- 側根
- ひげ根
- 根毛
っていう紛らわしい用語が4つも登場してくるところかな。
主根・側根・ひげ根・根毛をあやふやなままにしてテストに臨むと、マジで危うい。
出題されたら焦っちゃうと思うんだよね。
そこで今日は、植物の根っこのつくりとはたらきを解説しながら、主根・側根・ひげ根・根毛の違いをはっきりさせていくよ。
= 目次 =
- 根のつくり
- 根のはたらき
主根・側根・ひげ根の違いがわかる!根のつくり
まずは根のつくりから勉強していこう。
根っこがどういう形になっているのかを暴くってことね。
植物の根っこは、主に次の2つの種類にわけられるんだ。
- 主根と側根
- ひげ根
主根と側根タイプ
まず一つ目のタイプは、
- 主根
- 側根
の2種類の根っこがある植物ね。
根っこの真ん中に「主根(しゅこん)」という太い根がピシッと通っていて、
その主根の側面にちょっと細い「側根(そっこん)」と呼ばれる根が伸びているんだ。
被子植物の「双子葉類」というタイプの植物は、この、
- 主根
- 側根
の根のつくりをしているんだ。絶対にね。
ということは、もし、とある植物の根のつくりが「主根・側根」だったとしたら、そいつは双子葉類であるはず。
ってことで、双子葉類の特徴である、
- 葉脈は網目状である
- 維管束は輪っか状に並んでいる
- 子葉は2つ
も持ってるって予測できるわけ!
ひげ根タイプ
2つ目の根のつくりは「ひげ根」だね。
こいつは細い根をたくさんはやしているタイプのこと。
この細い根のことを「ひげ根」って呼んでいるんだ。
御察しの通り、根のつくりが「ひげ根」である植物のタイプは決まっているんだ。
それは、被子植物の中の「単子葉類」だよ。
したがって、もし、とある植物の根のつくりが「ひげ根」ってわかったら、
そいつは「単子葉類」って推測できるね。
単子葉類の植物ってことは、単子葉類の性質である、
- 茎の維管束がまばらに並んでる
- 子葉は1枚
- 葉脈は平行
ってことがわかるんだ。
こんな感じで、根のつくりの種類から植物の種類を推測してあげる問題は出やすいから、しっかりポイントを押さえておこう。
しっくりこないときは、まずは双子葉類と単子葉類の違いを復習してね。
意外と知らない2つの「根のはたらき」
じゃあ一体、根っこにはどういうはたらきがあるんだろうね??
あんな変な形しているんだから、きっと何か植物の役に立ってるはずだ。
ってことで、植物の根には次の2つのはたらきがあることを押さえておこう。
- 吸い上げる
- 体を支える
はたらき1. 「水や養分を吸い上げる」
1つ目のはたらきは、土の中から水分や養分を引き上げるはたらきだ。
根で吸い上げられた水分や養分は「維管束」を通して運ばれるんだったね。
この根っこの役割の吸い上げる際に貢献している根のつくりが1つだけある。
それは、
根毛(こんもう)だ。
根毛とは、
根の先っちょに生えている細かい毛のようなもののこと。
根のつくりが主根・側根でも、ひげ根でも、根の先端を拡大してみよう。
すると、根毛がふわふわ生えていることがわかるんだ。
この「根毛」という小さな毛が根っこの先端にたくさん生えているんだ。
土と根っこの接点がむちゃくちゃ増えて、水分や養分が吸収しやすくなってるわけだね。
すげえな根毛!
はたらき2. 「植物の体を支える」
植物は主に、
- 地上に出てる部分
- 土の中に隠れてる部分
の2つから成り立っているね。
根っこはもちろん、土に隠れているパーツ。
土に隠れている根っこたちは、
地上に出ている植物の体を支えている
っていうはたらきもあるんだよ。
主根・側根・ひげ根・根毛はもう間違えない!
以上が、根のつくりとはたらきだよ。
根のつくりでいうと、
- 主根、側根
- ひげ根
の2つのタイプ。
根の働きでいうと、
- 吸い上げる(根毛が活躍)
- 体を支える
の2つのはたらきがあるんだったね。
テスト前によーく復習しておこう!
そんじゃねー
Ken