範囲(レンジ)っておいしいの??
こんにちは、血糖値が高いKenです。
中学数学で「範囲(レンジ)」という言葉がでてきますよね??
「テストの範囲」の「範囲」と同じ意味です。
ただ、数学でならう「範囲」の意味はちょっと違ってきます。
今日は数学の「範囲(レンジ)」を徹底解説していきます!!
~もくじ~
- 範囲(レンジ)って何??
- 範囲(レンジ)ってなんであるの??
それでは上から順にみていきましょう!
中学数学で勉強する「範囲(レンジ)」って??
中学数学で勉強する「範囲(レンジ)」とはずばり、
データの最大値と最小値の差
です。これ以上でも以下でもありません。言葉だけじゃわかりにくいので、例題をみてみましょう。
たとえば、期末テストの結果がこんな点数だったとします。
国語67点、数学89点、英語47点、理科97点、社会72点・・・・・
テストの点数って一種のデータです。この5つのデータの範囲(レンジ)を求めてみましょう!
いちばん大きいデータは理科の点数で97点。
逆に、いちばん小さいデータは英語の47点。
範囲(レンジ)とは「一番大きいデータ」と「一番小さいデータ」の差のことですよね??
よって、
97-47でレンジは「50」になります!!
引き算さえ間違わなければいいのです。レンジでちんするより簡単ですね!!
範囲(レンジ)ってなんのためにあるの??
範囲の計算の方法はわかりましたね??
さて、それでは範囲(レンジ)って何のためにあるのでしょうか?!? 数学のレンジなんて食べられないし、チンできないし、おいしくなさそうです。
じつは、数学の「範囲」って、
データの散らばり具合
を表したものなのです。たとえば、もしたくさん勉強して次のようなテストの点数をとったとします。
国語97、数学91、英語94、理科94、社会95・・・といったハイスコア。月々のおこづかいがアップしそうな点数ですね。
このデータの範囲って、
最大値 97 – 最小値 91 = 6
ですよね!!
まとめると、
1つ目のテストのデータより、
2つ目のデータのほうが、
データの散らばり具合が少ないといえます。その理由は、範囲(レンジ)の値が小さいからです。
範囲は代表値とならぶ、データに意見を付け加えることができる道具なのです!!
中学数学の「範囲(レンジ)」ゲットだぜ??
以上が範囲(レンジ)の解説です。
意見をいうときの材料として範囲(レンジ)を利用してみてください。
より多くのことがデータからわかるはずです。
そんじゃねー!
Ken
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