中学2年生で学習する数学単元6つのまとめ

 

中学2年生で勉強する数学の単元を復習したい!

これから期末テストだから中学二年生の数学の単元を振り返りたい。

せめてどんな数学の問題が出題されるか知っておきたい。

そんな中学数学の悩みを抱えていませんか!?? 期末テスト3日前とかだったらヤバいですが、1ヶ月前とか二週間前とかだったらどうにかなります。これからみっちりと勉強すればですけどね。

中2 数学 単元

さっそく、大急ぎで中2の数学の単元を振り返っていきましょう! 中学二年生で学習する数学の単元は以下の6つです。

  1. 式の計算
  2. 連立方程式
  3. 一次関数
  4. 図形の調べ方
  5. 図形の性質と証明
  6. 確率

なんだろ・・・・6つ!? 6つとかありすぎて数えられないし覚えられない!しかもやる気もでませんよね!? これじゃあいつまでたっても期末テストの勉強なんてできる気がしません。

あっ。ああ! 6つの数学の単元もジャンルごとに分類すると、3つになるじゃありませんか! 3つですよ?3つ!これは記憶力がとぼしいぼくでも覚えられそうです。

そこで今日は以上の6つの中2数学の単元を、

  1. 代数学(algebra)
  2. 幾何学(geometry)
  3. 統計学(statistics)

の3つにわけて紹介していきます。3つにわければなんとか覚えられそうですね。

 

中学2年生で習う代数学(algebara)の3つの内容

まず一つ目に中学2年生のときに学習する単元は「代数学(algebra)」です。代数学とは超むずかしいように聞こえてしまいますが、内容はいたってシンプル。代数学をものすごく簡単に表現してしまうと、

数字を文字で代用してアレコレする学問

のことです。中学1年生で勉強した方程式や比例・反比例の関数がこれに相当しますね。中学二年生では一年生の内容がちょっとだけ難しくなっています。以下の3つの代数学を学習していきます。

 

式の計算(2つ以上の文字の計算)

中学1年生で勉強した「文字の式」という単元をちょっと進化させたものです。中学2年生で習う文字式の最大の特徴は、

ひとつの式で使う文字の数が増えた

ということです。中学1年生で勉強した文字式には、

2x+8 = 90

のように「x」という一つの文字しか登場しませんでした。がしかし、中学2年生の数学では、

a+2b+3c = 90

のようなaとかbとかcがじゃんじゃん登場してきます。

えっ。なぜ文字の種類が急激に増えたのかですって?!?

それは、のちのち勉強する「連立方程式」と「一次関数」で文字の種類がたくさん使われるからではないでしょうかね。えっ! こわいですって? 大丈夫大丈夫です。ただ単に文字が増えただけですから。

 

連立方程式(simultaneous equitation)

中学2年生になっても方程式を勉強せねばなりません。しかも、今回の方程式はなんと文字数が増えます!

えっ。あ、いや。「方程式」から「連立方程式」のように2文字だけ文字数が増加したのではありません。 連立方程式には、

2つ以上の文字(変数)

が登場します。たとえば、

x+y=900

2x-9y=12

などのような方程式。連立方程式では、

  • 2つ以上の方程式
  • 2つ以上の文字数

が使用されます。なんだかかなりレベルアップしているような気がしますね。 ただ、ちゃんと基本を押さえれば冷静にとくことができます。コツコツと一緒に勉強していきましょう!

 

一次関数(linear function)

最後に学習するのは「一次関数」。中学1年生のときに勉強した「比例」を少しだけ応用した関数の単元です。「一次関数」とは、

次数が一次の関数のこと

です。つまり、「次数とは何か?」ということと「関数とは何か?」ということを押さえておけば簡単にとくことができます。

この単元では関数をグラフにする能力と、関数の性質(傾きと切片)を解答する力が問われてきます。こんな感じですね↓↓

中2 数学 単元

基本的な問題の解き方を押さえてしまえばあとは楽勝です! ゆっくり勉強していきましょう!

 

 

中学2年生で勉強する「幾何学」の2つの単元

さて、お次に中2数学に登場するのが「幾何学(geometry)」というジャンルの数学。これはものすごく簡単にいってしまえば、

図形をいじり回す数学のジャンルの一つ

ということができます。

中学1年生では二次元の「平面図形」と三次元の「空間図形」の2種類の幾何学を勉強しました。なんとラッキーなことに、中学2年生では「平面図形」だけにしぼって学習していきます。具体的な単元は以下の2つですね。

 

図形の調べ方

この数学の単元では平面図形の基本的な事項をみっちり勉強していきます。

とくに以下の3つのことにフォーカスしています。

  • 図形の角度
  • 三角形の合同条件
  • 証明の方法

これらは次の「図形の性質と証明」という単元を理解するのに必須の内容たちです。これをちゃっちゃとクリアして次の単元に乗り込んじゃいましょう!

中学数学の山場のひとつである「図形の証明」がこの単元で登場します。もっとも中学数学で挫折する生徒が多い単元です。心してかかりましょう。

 

図形の性質と証明

ここではちょっと特殊な「三角形」と「四角形」の性質を勉強していきます。しかも、単に図形の性質を暗記するのではありません。図形の性質を「証明」という方法を用いて明らかにしていくのです。

たとえば、

二等辺三角形の性質

です。

中2 数学 単元

新しいゆるキャラ「にとーくん」

二等辺三角形とはどのような三角形を指しているのか。また、この三角形には他の三角形とは異なるどんな性質があるのか。そういう細かいことをじゃんじゃん証明していきます。図形好きにとっては堪らない数学の単元となることでしょう!

 

中学2年生で勉強する「統計学」についての1つの単元

中学二年生のさいごに「統計学(statistics)」という数学ジャンルを勉強します。統計学とは超シンプルにいってしまえば、

たくさんのデータの中からある規則性や法則を見いだす学問

です。中学二年生ではその統計学のうちの「確率(probability)」という分野を勉強します。確率とは、

あるものごとが発生する度合い

のこと。たとえば、毎日確認している「天気予報」なんかが良いその一例です。明日はデートだけど、降水確率が90%!? そんな降水確率が意味しているのは、

10回デートしたら9回雨がふる可能性がある

ということです。雨が降らない可能性もありますが、これはずいぶん絶望的ですね。 つまり、降水確率は「雨がふる」可能性を度合いで表現してくれているわけですね。

ギャンブルやゲームが好きな中学生は「確率」が好きになるかもしれませんね。

 

中学2年生で勉強する数学単元はたったの6つ!

以上で中学二年生時に勉強する数学の単元の紹介は終了です。

やはりこの記事を書いていて感じたのは、

中学2数学は中1数学の単元をステップアップさせたものだ

ということです。つまり、中学1年生の数学でちょっとあやふやな箇所があれば、中学2年生の数学でつまづいてしまうかもしれません。中学2年生になる前に1年前に勉強した数学の内容を復習しておきましょう!

図で中学2年生で学習する数学を表現すれば次のようになりますね。

中2 数学 単元

それでは、また今度です!

Ken